※2月21日付けの下記のように，この「チェックシート式教育相談」は既に〆切らせて頂いたが，今後のこともあるので，このエントリーはあえて削除しないでいる。
久しぶりになので，書きたいことは色々あるが･･･
「チェックシート式発達障害改善法」という新たな（世界的にも独創的な）発達障害改善法を開発した（ＨＰも参照してほしい）。
本来なら，「発達障害」とされる子どもに直に接し，各種脳機能テストや観察を臨機応変に行なって具体的な改善法を提示することが望ましい。つまり，本来の「澤口式発達障害改善法（教育相談）」である。
しかし，こうした営為には相当なエネルギー・リソースが必要で，一人のお子さんを数時間扱うだけで疲労困憊である。しかも，待って頂いている方が現時点でも100人以上もおられる･･･。
で，開発したのが「チェックシート式発達障害改善法（チェックシート式教育相談）」である。
私自身が扱ってきたケースは既に300人を越え，発達障害に関する研究も世界的に進歩してきた。なので，直接に子どもに接しなくても，保護者の方へのインベントリー法だけでも，有意義なことができるようになった。
しかも，
１）医療機関での「診断待ち」の方々が多数おられる（診断されるだけで改善法など教えてもらえないことが多いに関わらず，だ）。
２）「オカルト」と言うしかない民間療法が（ちょうど癌のそれと同じように）発達障害に関しても広がっている――こうした療法は改善どころか「改悪」になりかねない。
３）ネットを中心に，発達障害の「似非チェック法」が蔓延している。
その他，発達障害をめぐる状況はかなり酷く，「できることから始める」という思いもあって，独自に開発したのが「チェックシート式発達障害改善法」である（ただし，８歳未満の子ども向け：この年齢層なら，非薬物療法で比較的簡単に改善可能で，かつ，改善が生涯持続し得るので）。
このチェックシート（澤口式発達障害チェックシート）の多数の項目に回答してもらうだけで，「真の発達障害」か「発達障害のように見えているだけで本当は（脳や遺伝子レベルでは）健常児」か，あるいは，改善可能か，もはや手遅れか，などを推定できる。同時に，改善可能な場合には，適切な改善法をそれなりに提示できる。
本来の「澤口式発達障害改善法（教育相談）」がベストなのは間違いないが，次善の方法として「チェックシート式発達障害改善法」は使えるはずだ。
ただ，どの程度の「需要」があるか分からないし，チェックシートの解析と報告書作成にどのくらいのリソースが必要かも不明なので，限定３０人にした（チェックシート自体を購入してもらうので，３０部限定販売と言った方がいいかもしれないが）(表紙を含む最初の２ページを示した見本はこちら）。
ちなみに，このチェックシートを私以外の人（発達障害の「専門家」を含む）が見ても，意味不明な箇所がかなりあると思う。しかし，当然ながら，全ての項目に意味があり，それらを（まさに結晶性知能を駆使して）総合的に判断すれば，先述のようなことが可能である。
この新方式が上手く回れば，これまで以上に，短期間に多数の「障害児（本当にイヤな言葉だが）」とその保護者の方々を「救える」と思っている。
その思いで，「澤口式発達障害チェックシート」をかなり集中して作成したのだが，作成自体に数か月も費やしたのは，何んと言うか･･･，やはり私はバカなのかもしれない（ヤレヤレ）。
【付記」＠2019年2月21日
短期間で想定以上のお問い合わせを頂いたので，「問い合わせ」自体を締め切らせて頂いた。世界的にも初めての「発達障害推定・改善法」ということもあって，どの程度の時間・エネルギーで，チェックシートの解析・報告書作成等ができるか不明だが，30名程なら比較的短期間で終わるはずで，全ての方々が終わり次第（そして相当に有意義だとみなせたら）再募集しようと思っている。
